ローコスト住宅 のメリットとは?
ローコスト住宅のメリットについて
ローコスト住宅のメリット
ローコスト住宅のメリットについて、実際に建てた経験も踏まえてまとめてみたいと思います。
コストが抑えられる
やはりローコストハウスの最大のメリットはコストが抑えられるという事だと思います。 大手のハウスメーカー様は下請け会社が多い所も多く、下請け会社が増えれば増えた分どうしても人件費や中間マージンは増加する傾向にあります。
殆どのローコストハウスメーカー様は下請け業者が少なく、材料などはメーカーに直接発注する会社が多い傾向にあります。
コストが抑えられていても材料の品質は保っている可能性もある
この部分はローコスト住宅メーカー様で色々差がありますので、必ずとは断言は出来ませんが、家の品質を極力落とさない形でコスト削減を行っているローコスト住宅メーカーも存在しております。
材料以外のコストカットは下請け業者を減らすだけではなく、同じ形の家を作る事での作業効率の向上や失敗の削減。更に同じような材料を仕入れる事でのより効率的な仕入れもあるでしょう。 有名人を利用した広告を行わない等でコストカットを行い、更に口コミで広がっているローコストハウスメーカーであれば信頼度は高いと思います。
工期が短い傾向にある
ローコスト住宅メーカー様も間取りや仕様に関してある程度の種類を提案しておりますが、大手ハウスメーカーの様にお客様によって全く違う家づくり【完全注文住宅】というのは、殆どありません。【極まれに完全注文住宅のローコスト住宅もありますが、ちょっとお高くなります。】
施主とハウスメーカーの打合せの短縮される傾向にありますし、実際の建築現場でも同じような工程を踏むことで作業効率を上げている傾向はあります。
また自分が何度も現場に足を運んで感じた事ですが、家を作る際の資材の納入もかなり計画的に行われており、作業が始まる直前に運び込まれ、出来るだけ余計な物が現場に無い様に工夫されておりました。 余計な物が現場に無い事も作業効率を上げる意味でとても大切だと思います。
管理も経費を抑えながらもしっかりと行っている可能性もある
やはりローコスト住宅で最も不安になるのは施工品質だと思います。 私が建てたローコスト住宅メーカー様は建築を行う際、一番最初に建物の外側と建物の内部の2箇所にWEBカメラを設置し、施主が好きな時間に24時間いつでも現場を見れる環境を作っておりました。
カメラは360℃まではいきませんが、かなり広い範囲で周りを見渡す事も可能ですし、家の中の業者さんもわざわざ作業が良く見える様に目の前にカメラを移動して作業しておりました。
現場の業者さんもカメラが動くたびに、施主さんが見ているというのが分かるそうで「施主さん良く見てましたね~」と言われてしまいました。 また、作業が終わるたびに業者名と作業完了状況を写真に撮って、インターネット上にアップして写真も工程ごとにしっかりと整理されていていつでも見れる形になっておりました。 最後にその写真はCDにまとめて頂きました。
勿論現場監督も存在しておりますが、現場監督も1つの物件のみ見ている訳ではありませんので、そういった形で施主さんが現場を見れるというのはとても良い取り組みだと感心しました。
太陽光パネルを利用する事で住宅ローンの返済が更に抑えられる
我が家の場合ですと収入的な余裕はありませんでしたが、家づくりのコストを抑えられた分太陽光パネルを設置する事が出来ました。4Kwでしたが補助金も込で考えると100万ちょい程度のお金で太陽光パネルを設置する事が出来ました。現在は4年前より太陽光パネルは安いのかもしれません。
近所でも、大手ハウスメーカーで新築されている方も多いのですが、意外と太陽光パネルを載せていない方が多く、「予算的な問題なのかな…?」と感じてしまいます。実際に理由って聞きにくいので聞いてはいませんが…
我が家の太陽光パネルです。
中国製のパネルで安価な面はありますが、5年経った現在でもしっかりと安定して発電している状態です。アパート時代にガス電気代で2万円近く掛かっていた光熱費が多少であってもプラスになる訳ですから、ローンの支払いは非常に楽になります。
詳しい売電状況はこちら
改正省エネルギー基準に準拠している可能性もある
全てのローコスト住宅メーカーが準拠している訳ではありませんが、しっかりと改正省エネルギー基準に準拠しているローコスト住宅メーカーも存在しております。 必ずしもローコスト住宅=低品質という訳でもありません。
ただしローコスト住宅メーカーも多種多様でかなり多く存在しております。中には低品質なメーカー様も存在する可能性は十分ありますので、しっかりとした情報収集はやはり必須です。
ローコスト住宅のメリットまとめ
他の記事でも紹介しておりますが、ローコスト住宅は如何に施主にメリットのある形でコストカットをしているかどうかが重要です。
安易に家の品質や施工品質を落とす形でのコストカットはデメリットが大きいと思います。お目当てのハウスメーカーがどのような家づくりをしているのか?会社のホームページだけではなく様々な観点で情報収集される事をお勧め致します。