ウォークインクローゼットのメリットデメリット ローコスト住宅 ブログ
ウォークインクローゼットのメリットデメリット
ローコスト住宅でもウォークインクローゼットを採用されているメーカーは多いのではないでしょうか?
空間を洋服の為だけに利用する、ちょっと贅沢な仕様ですが、特に大きなお金がかかる訳ではありませんので、検討されている方も多いと思います。
実は我が家の間取りも元々はウォークインクローゼットがついているプランもありました。
子供が3人という事情もありましたので、頓挫してしまいましたが実際にウォークインクローゼットにどんなメリットやデメリットがあるかまとめてみました。
ウォークインクローゼットのメリット
洋服を利便性良く保管できる
ウォークインクローゼットの最大のメリットは、洋服を利便性良く保管出来る事です。
洋服だけのための空間ですので、かさばりがちな洋服を効率よく収納するのに非常に便利です。
その場で着替えが可能
ウォークインクローゼットの中で着替える事が可能ですので、色々な種類の服をその場でコーディネート出来ます。
特に女性やオシャレが趣味の方であれば、ちょっとした趣味空間にもなりますね!大好きな服に囲まれながらゆっくりオシャレを楽しめるのもウォークインクローゼットの醍醐味かもしれません。
ちょっとしたオシャレ感や贅沢感
ウォークインクローゼットと言えばちょっとオシャレな仕様ですね。
私自身もローコスト住宅を新築する時にモデルハウスでウォークインクローゼットに入りました。
洋服の為だけの空間を使うというのはちょっと贅沢で格別な仕様に感じ、思わず「うわーすごいなぁ…」と思いました。
スペースを確保出来る余裕があれば、ぜひとも導入したい仕様ですね。
部屋に変更するのも可能
ウォークインクローゼットは広い部屋でもありますので、もし将来部屋が一つ欲しい時に大掛かりなリフォーム等をしなくてもそのまま部屋として利用する事が可能です。
我が家にはウォークインクローゼットは無く、2畳程の本当に狭い納戸がありましたが、奥さんが「自分の部屋が欲しい~~」と言い出し、納戸にしまってあった大量の荷物を効率よく他の場所に片付けて、ちょっとした書斎にしてしまいました。
念のために納戸に付けていたコンセントや電灯を取り付けるシーリングが役に立ったのですが、ウォークインクローゼットであればかなり広い空間ですので、独立した一つの部屋として十分成立しますね。
他の部屋のクローゼットを減らせる
ウォークインクローゼットを利用すれば、他の部屋のクローゼットを少なくする事が可能です。
服をしまう場所やその周りは、着替え等で利用しますので、他の物を置いたり等はしにくくなります。
また、クローゼットの前には家具等はおけませんので、クローゼットがあるせいで部屋の模様替えが制限されるという事も起こりにくくなります。
ウォークインクローゼット以外の部屋をちょっとすっきり出来るというのもウォークインクローゼットのメリットと言えます。
ウォークインクローゼットのデメリット
居住空間が狭くなってしまう。
ウォークインクローゼットはある程度の広さが無ければ、利便性が確保出来ません。
また衣類を収納する場所だけではなく、人が動くスペースも確保する必要がありますので、廊下と同じように導線部分はデットスペースになってしまいます。どうしてもスペースをかなりとってしまうというデメリットがあります。
湿気がたまり易い
ウォークインクローゼットの場合、換気扇をしっかりと設置する必要があります。
完全に密閉した空間ですと、ホコリや臭いや湿度が籠り易くなり衣類に問題が生じる可能性があります。
照明は当然設置されるとは思いますが、換気扇も忘れずに設置しましょう。
狭いと不便になってしまう
ウォークインクローゼットはある程度の広さがあってこそ便利に利用出来ます。
スペースに余裕が無く、狭くなってしまうと普通に納戸として利用した方が便利になってしまいます。
また、狭いので納戸として利用しようと途中から思っても洋服を掛けるバーなどが邪魔になって普通の納戸より不便になってしまいます。
かならずある程度の広さを確保して導入する様にしましょう。
廊下兼ウォークインクローゼットも
廊下をウォークインクローゼットとして利用し、デットスペースを最小限に抑える方法もあります。
丁度廊下が導線になり、廊下の片側、もしくは両側にウォークインクローゼットを設置する方法です。
廊下ですので、引き戸にした方が利便性が上がると思います。実際に採用されている住宅もありますので、ウォークインクローゼットは欲しいけど、スペースがなかなか確保出来ない…という方にはお勧めの方法です。
ウォークインクローゼットのまとめ
ローコスト住宅でも多くのプランで採用されているウォークインクローゼット、新築をされる方であれば、「導入しようか?どうしようか?」と一度は悩まれた方も多いと思います。
スペースが必要という以外は、大きなお金がかかる訳でもありませんので非常に魅力的な設備とも言えます。
導入される際には、しっかりとスペースを確保する事、湿気対策に換気扇を設置する等、便利に楽しく利用出来るように計画して導入しましょう。