ローコスト住宅の外観は大手と違う?
ローコスト住宅の外観
ローコスト住宅の外観や見た目はどうでしょうか?実際に建てた会社員が感じる内容を紹介したいと思います。
ローコスト住宅とそれ以外の住宅の外観の違い【外壁】
私はローコスト住宅メーカで新築を致しましたが、近所に全く別の大手ハウスメーカーや地域の工務店等で建設された方がいらっしゃいます。
正直なところ、家が建ってしまうとそこまで見た目に変わりはありません。多くのハウスメーカーで外壁に窯業系サイディングを採用しておりますが、もし窯業系サイディングの性能が違ったとしても見た目で分かる様な違いはありませんし、ローコスト住宅メーカーであっても風雨で汚れが落ちるコーティング付の窯業系サイディングを採用している会社が多いのでそこまで汚れも目立ちません。
近所で同じローコスト住宅で新築された方がおられ、外壁を黒い窯業系サイディングを利用されていて、たまたまスズメのフンがついていて「黒はやっぱり汚れが目立つなぁ…」と思っていましたが、しばらくすると雨で綺麗に流れて落ちていました。
ガルバリウム鋼板も基本的にオシャレな雰囲気ですので、普通に大手メーカーの製品を利用している限り、ローコスト住宅メーカーで建てたのか大手ハウスメーカーで建てたのか外壁ですぐ分かる状況ではありません。(勿論専門家が見れば分かるのかもしれませんが…)
ローコスト住宅とそれ以外の住宅の外観の違い【屋根】
ローコスト住宅と大手ハウスメーカーで建てた住宅の違いで一番多いのは屋根の素材だと思います。
ローコスト住宅では多くにガルバリウム鋼板やスレート材等が多いですし、大手メーカー様で建てられた方は瓦屋根等が多いのが現状です。やはり瓦は耐久性が高いですが、値段的にどうしても高くなりますので、ローコスト住宅メーカーでは採用されていない会社が多い現状です。ローコスト住宅メーカー様で瓦屋根を採用されている会社も勿論ありますが、少数派であるのは間違いありません。
そういった意味では、瓦屋根よりスレートやガルバリウム鋼板の屋根が多いですので、ローコスト住宅で一番見劣りする可能性があるとしたら屋根の部分なのかもしれません。但し、最近のスレート材等は耐用年数も上がっており、すぐに見劣りする様な状況になる訳ではありません。
但し、スレート屋根やガルバリウム鋼板等はやはり瓦より耐久性で劣りますので、経年劣化で一番見劣りが大きくなる部分だと思います。但し、定期的なメンテナンスを行えば見た目のデザインが劣るという訳ではありませんので、特に外観を気にされる方はメンテナンスが欠かせないと思います。
外構やウッドデッキ等
これは経済的な問題ですので、仕方ない部分はあると思いますが、やはり大手ハウスメーカー様で新築された方は経済的余裕がありますので、外構もかなりお金を掛けている雰囲気でオシャレにされていますし、ウッドデッキやテラスなど素敵な仕様を多くつけられている方が多いのが現状です。
逆にローコスト住宅で新築される方は、どうしても最低限のシンプルな作りになり易く、そういった面では見劣りする可能性があります。
特に我が家の様に新築は出来たけれども外構をするお金を作る事が出来ず5年近くも外構なしの状態というのはかなり見劣りする部分だと思います。【そこまでお金がない方もそんなにいないのかもしれませんが…】
ローコスト住宅の外観まとめ
簡単にまとめますと、家自体の外観はそこまで大きな差はありませんが、経済的な事情により、外構やオプションや広さ的な違い等、家自体の外観以外の面で見劣りする可能性があります。
但し、外構まである程度しっかりと行えばそこまで見劣りはしませんので、最低限のメンテナンスや外構までは何とか出来るような資金計画を練る事が大切だと言えます。