ローコスト住宅 > 太陽光発電> 太陽光パネルの仕様と売電量

実際の我が家の太陽光パネルについて。

詳しい仕様や大体の環境説明。


↑実際に我が家に載っているパネルです。

我が家の太陽光パネルの仕様を説明します。

スマイルソーラー(中国製) モジュール変換率 15.7%
モジュール出力保証25年  
出力保証は1年~10年で90% 11年~25年で80%です。


太平洋側の晴天の多い地域、南側 4Kw

電力会社買い取り価格 1Kw当たり 42円

多くの方は日本製だと思いますが、我が家は中国製です。保証も十分ありますし、日本製の製品なら我が家のパネルよりも性能が良いと思いますので、目安にして頂ければと思います。 中国製のでも保証があればいいかな?と思っている方にも目安になると思います。

我が家は国の補助金も入りましたので、実質100万円前半台で太陽光パネルを導入出来ました。10Kw以下ですので、余剰電力を売る形になります。オール電化の契約ですので、深夜電力が非常に安く昼間の電力が高いプランとなります。

通常の契約ですと1Kw当たり20円前半ですが、オール電化の契約は深夜が1Kw10円台、昼間が1Kw当たり20円後半~30円前半と思って頂いたらいいと思います。あとオール電化割引の1割引きもあったりします。



単純な電気量での一覧です。

 年度 売電量  買電量  総発電量 
 2013  1880Kw  2339Kw  2870Kw
 2014  3115Kw  3788Kw  4732Kw
 2015  3095Kw  4097Kw  4672Kw
 2016  2997Kw  4275Kw  4661Kw
 2017  3281Kw  4309Kw  4838Kw
       
       
       
       

2013年の6月に導入しましたので、2013年は7か月分となります。

電気量だけ比較しますと、買電量の方が多いのですが、実際はエコキュートや乾燥機や食洗器等は深夜電力を利用しているので非常に安い値段で買い、42円で売っているので収支的にはプラスになります。

中国製のパネルもなかなか頑張っています。 発電量はここ3年で0.2%落ちただけですし、天候の影響もあるのでパネルの性能が本当に0.2%落ちたかどうかはもっと長くデータをとってみないと分かりません。

実際の売電と買電の一覧です。

 年度 売電金額  買電金額  総発電量 
 2013  78960円  44350円  2870Kw
 2014  130830円  76029円  4732Kw
 2015  129990円  82231円  4672Kw
 2016  125916円  82080円  4661Kw
 2017  136836円  85375円  4838Kw
       
       
       
       

2013年と2014年は太陽光を導入したという嬉しさと、どこまで経済効果があるのか試したくて、節約意識が高く、深夜電力を極力使おうと非常に気を使っていましたので買電量が少ないのだと思います。 

目安として、我が家のお風呂の頻度は夏でも冬でも2日に1回、湯船に7割程度貯めて利用しています。また、自動食洗器があるのでお湯を使う量も少な目だと思います。

2015年や2016年になると太陽光発電や節電もそこまで意識せず(大体経済効果はこんなものかな?というのがある程度分かったので)、エコキュートなどの効果のみなのでより現実に近い値だと思います。 

あと冬場はエアコンよりファンヒーターの方が効率が良いので、11月~3月までは灯油代が月当たり3000円~4000円かかっております。大体4か月半で3500円づつかかったと仮定して、15750円が灯油代として年間の光熱費には入ります。 それでも光熱費収支はプラス収支の状態です。


今年の売電26円だったら

 年度 売電金額  買電金額  総発電量 
 2013  48880円  44350円  2870Kw
 2014  80990円  76029円  4732Kw
 2015  80470円  82231円  4672Kw
 2016  77948円  82080円  4661Kw
 2017  84708円  85375円  4838Kw
       
       
       
       

今年の売電価格でしたら、オール電化やエコキュート等を駆使すれば光熱費はギリギリ掛かるかかからない状態です。

やはり、自分が新築した2012年の売電価格と比べると4kwでプラス収支は難しくなりつつあります。

逆に2012年のころより太陽光パネル自体は安くなっておりますので6kwや8kwのパネルを載せれば、プラス収支は余裕で達成出来る状況でもあります。

我が家がアパートでのプロパンガス時代に、大体年間平均で月あたり18000円の光熱費がかかっていたことを考えると月あたり2万円以上の経済効果がありました。 プロパンガスが高いというのもありましたし、家の断熱性能が高いというのも条件ですし、エコキュートの節電効果が高いのも大きいと思います。また安い夜間電力をメインで使う生活というのも影響があると思います。

太陽光パネルの詳細まとめ

太陽光発電の売電価格は年々下がり、大きな産業用の大型太陽光発電などで利益を得る事は年々難しくなりつつありますが、私たちが電気会社から購入する電気代は高止まりしている状態です。

私たちが利用する電気代を節約する観点なら、まだまだメリットが大きく、太陽光パネルが安くなりつつある現在であれば大きめの太陽光パネルを設置するのもよいでしょう。

ローコスト住宅メーカーであるからこそ、価格的なメリットの大きい太陽光パネルは相性が良い傾向もあります。

現在の光熱費や、売電価格などをしっかりと把握しながら、最適の家づくりプランを計画して、後悔のない家づくりをされますように…