ローコスト住宅 > 太陽光発電> エネルギー収支0円

エネルギー収支0円

エネルギー収支0円の住宅も夢ではありません


エネルギー収支0円

エネルギー収支0円について


光熱費0円は可能なの?


最近の宣伝ではエネルギー収支0の住宅をよく見かけます。 エネルギー収支0円と聞くと、積水ハウスなどの高級住宅ならではなのかな?と思っていましたがそうでもありません。

このサイトでも何度か紹介いたしましたが、ローコスト住宅で新築した私自身は光熱費プラスで生活しております。 光熱費を0円にするには大体どれくらいの目安なのかを考えてみました。

大きく分けて3つの方法でエネルギー収支0が可能と考えられております。

エネルギー収支0円 太陽光パネル

容量の大きめの太陽光パネルを導入する


現在、私自身が4Kwの太陽光パネルを設置しており、収支的にはプラスです。しかし実際には、屋根の形状や晴れの多い地域かどうか?またはオール電化で電気代を節約できる環境なのか?などの様々な条件が噛み合う必要があります。

私自身は晴れの多い地域で南向きの屋根で生活しております。家族は奥さんと子供3人の5人家族でお風呂は2日に1回の頻度で利用しております。

オール電化+太陽光パネルの場合はかなりハードルは下がります。ただし、ガス等を利用されている場合は結構大きめの太陽光パネルを導入しないと難しいと思います。

特に高額なプロパンガスなどを利用されている場合、月に1万円程度ガス代で掛かる可能性もあります。1万円のガス代+1万円の電気代で光熱費が2万円とします。 

これを25円の売電でまかなうだけの発電となると、月当たり800Kwの売電量が必要となりますので8Kwの太陽光を導入する必要があります。

 

最近は10Kwを屋根の上に載せている方も多いですので、十分可能な領域だと思います。ガスを利用しながらエネルギー収支0にする場合は8Kw以上を目安にしたらよいと思います。

エネルギー収支0円 10KW

太陽光パネル+蓄電池を導入する


太陽光パネルに蓄電池を導入し、最大限に太陽光のメリットを出しながら夜間電気を昼間でも使える状態にする方法です。これもエネルギー収支0にするための太陽光パネルの量は減るのですが、蓄電池の価格がかなり高額な状態ですので、初期投資自体は高額になる可能性が高いです。

屋根の形状がどうしても多めの太陽光パネルを載せられない等であれば検討の余地があるのかもしれませんが、現状蓄電池の初期投資を回収しきれない可能性が高く、そこまでしてエネルギー収支0にするのもどうかな?という状態となります。


太陽光パネル+蓄電池+エネファームを導入する。


この組み合わせも、よく聞く組み合わせだと思います。 太陽光パネルの量を極力少なくし、ガスも使いながらエネルギー収支を0円にしやすい仕様ではあります。 ただし、初期投資が非常に高額となりますし、エネファームや蓄電池の耐用年数を考えると初期投資を回収するのは現状で不可能となっております。 

エネルギー収支0円 電気代

また、エネファームで発電した電気は売る事が出来ませんので、あくまでも消費電力を抑えるという仕様となります。これだけ高額の初期投資をする事を考えると、最近よく見かける駐車場の屋根も太陽光にするなど、大規模な太陽光パネルを導入した方が蓄電池やエネファームより太陽光パネルの方が耐用年数が非常に長い分、効率が良いのかもしれません

最近の新築は断熱性能が非常に高く、電気を効率的に利用してお湯を作ったり出来ますのでエネルギー効率は非常に向上していると思います。 

エネルギー収支0円というのも難しくない状況となりました。エコな住宅は光熱費が掛からない以上に環境に良いというちょっとした満足感にもつながります。新築等を検討されている方はぜひ検討される事をお勧めいたします。