ローコスト住宅 > 太陽光発電> 太陽光パネルの見積もりのメリットデメリット

太陽光発電に最適な条件は?

条件によっては設置をやめた方が良い場合もあります。

太陽光発電 向き不向き

太陽光パネルも向き不向きがあります

太陽光パネルを検討されている方も多いと思います。実際、一旦導入してしまえば光熱費の殆ど、むしろ収入がプラスになる状態が30年以上続く可能性がありますので、上手に運営すれば非常にメリットが大きいと言えます。ただし、太陽光発電に向かない環境もあります。導入にはかなりの高額な費用が発生しますので、しっかりと把握してメリットを最大限活かせるようにしましょう。

太陽光パネルに向く住宅

屋根が南向きである程度の広さが確保できる

南向きは、太陽光発電にとって最適の方角です。 北向きや西向きは発電量がかなり落ちてしまいますのでお勧め出来ません。

太陽光発電 向き不向き 屋根の向き

追加費用が掛からない屋根の仕様

ある程度安い費用で太陽光を導入出来、追加費用もそれほど掛からなかった場合は問題ありませんが、あまり初期投資でお金が掛かるとどうしてもリスクが高くなります。 ただし、問題のない範囲内の費用なら検討の余地はあると思います。

オール電化等を利用していて、夜間の安い電力を中心に利用し、昼間は極力売電にまわせる

オール電化と太陽光は非常にメリットの大きい組み合わせです。更にエコキュートで夜間電力を最大限利用した場合は相乗効果が大きく、節電+発電で光熱費を大幅にカットできます。 

太平洋側の晴れの多い地域

晴れの多い地域は太陽光発電と非常に相性が良いです。地域によって太陽光発電の発電量は結構変わってきますので、地域性もしっかり把握して計画しましょう。 

太陽光発電 向き不向き 晴れ

現金払いまたは、金利の安いローン(住宅ローン)で導入出来る

いくら売電が出来ても、金利が高いとメリットが下がってしまいます。特に太陽光は高額ですので、金利にも気を配りましょう。金利の安いローンや現金払いで導入出来れば、メリットが高くなる傾向にあります。

太陽光発電 向き不向き 現金払い


太陽光発電に向かない住宅


太陽光発電 向き不向き

屋根が南向きではない

屋根が北向きや西向きになると発電量はかなり落ちてしまいます。高めの架台等で対応出来る可能性はありますが、設置費用がかさむ可能性があり、あまりお勧め出来ません。

屋根が瓦屋根や傾斜の低い屋根で追加料金が発生しやすい、屋根が狭くパネルをバラバラに配置しないといけない

瓦屋根や傾斜が低い屋根の場合設置費用が高い場合があります。 またパネルが散らばるほど、効率的にパネルを設置できなかったり、設置費用が上がる可能性があります。

太陽光発電 向き不向き 屋根の形状

雨や雪の多い地域

雨や雪の場合は発電量が極端に下がります。 日本海側など、雨の多い地域は発電量などよくシミュレーションしたうえで、近隣の方の導入例などを参考にしながら検討しましょう。

太陽光発電 向き不向き 雨

消費電力が多く、売電に回せる電力が少ない

昼間に利用する電気量が多く、売電に回せる電力が少ない場合は、太陽光発電のメリットが少なくなってしまいます。 もちろん電気会社から電気を買う量が減りますので、メリットはありますが、やはり深夜電力などの格安の電力をメインに利用する形の方がメリットが大きくなります。 但し、電気会社から購入する電力は高止まりしている状態で、10年後20年後は売電より買電の方が高くなってしまう可能性があります。その場合は逆に昼間の高い電気会社の電気を利用しなくても良いのでメリットになります。

太陽光発電 向き不向き 導入

太陽光発電は、導入に非常に高額な金額が発生します。思ったほどの効果が出ない場合も稀にありますので、注意が必要です。但し、条件が会えば殆どのメーカー様は長期の出力保証等があり、非常にリスクが低くメリットの高い設備です。しっかりと住宅事情を把握して、賢く導入しましょう