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太陽光発電について

太陽光発電のメリット デメリット


太陽光発電 メリット

太陽光発電のメリットデメリットについてまとめたいと思います。

太陽光発電のメリット


電気を自分で賄え、売電も出来る。


これは、当たり前の事ですが、やはり最近の太陽光パネルは性能も良く家族で使う分なら十分賄えるだけの発電も出来ますし、更にあまった電力を売る事が出来ます。

Co2削減効果がある

Co2削減効果は非常に高いと言えます。 確かに太陽光パネルを製造する過程でCO2は出ていますが、実際に太陽光パネルによって発電された電力によるCO2削減効果には遠く及びません。パネルによっては20年~30年以上も家族が使う電気を賄える訳ですから。。。


節電意識が高まる

これも結構効果が高いと思います。 太陽光パネルを設置すると一緒に発電状態と消費電力、売電電力が表示されるモニターもついてきます。このモニターですが、発電状態や売電電力も確かに重要なのですが一番意識が変わるのが消費電力です。 

消費電力がリアルタイムで表示されると、どんな電気機器を使った時が一番電気が掛かるか一目瞭然となります。そうなると電力を使う製品を使う時は無駄に使わないように極力短く使うようになります。 

たまにですが、「何も電気を使うものを付けていないはずなのに消費電力が多いよ??」となって「アイロンがつけっぱなしだった…」という事もあり、家を出る時に電力モニターをチェックするようになりました。そういう意味でも少し便利です。


電気機器の消費電力が分かる

自分も今まで、蛍光灯のつけっぱなしに非常に神経を尖らせていましたが、蛍光灯などの明かりは電力を使わないのは意外でした。前ほど、蛍光灯のつけっぱなしは気にならなくなりました。

 

逆にエアコンやIHのクッキングヒーターの消費電力は高く、一番勿体ないと思ったのはセラミックファンヒーターでした。 灯油型のファンヒーターと比べてそれほど温まらないですが、消費電力は非常に大きかったです。

 

セラミックファンヒータを購入する時に、「セラミックファンヒーターは電気代が安くてお得ですよ~」というテロップを見て購入した経緯があったので余計ショックでした。「自分でちゃんと確認しないとだめだなぁと」改めて思いました。

それ以来セラミックファンヒーターは電気料金が非常に安くなる深夜料金の時間帯以外は一切使わなくなりました。。。。この節電意識が高まるというのは意外と盲点というか結構大きいというのを感じました。


太陽光発電 節約

遮熱効果がある

太陽光パネルは屋根に設置します。当然屋根に直接日光があたりませんので、太陽光パネルがあった方が夏場は家にこもる熱が軽減されます。 

実際、家全体の断熱性能が高いので「じゃぁパネルのある時と無い時ってどれくらい違うの?」と言われても良く分かりませんが。。。。 少なくとも自分の家は外が30℃程度でも家の中は少しひんやりしている事が多かったです。

停電でも電気を使える

これは、昼間の発電している時間帯の話ですが、停電時でも電気を自分で使う事が出来ます。但し本格的に停電時に電気を使うには蓄電池が必要になってくると思います。


太陽光発電のデメリット


初期費用が掛かる。

当然、太陽光発電のデメリットは費用が掛かる事だと思います。ただ、長期で見れば電気代が安くなり売電もできますので初期費用は十分に回収できますのでデメリットとは言えないのかもしれません。 

ただし、業者によっては初期費用が非常に高い所もありますのでそのあたりは何社か見積もりながら慎重に検討しましょう。

太陽光発電 費用

雨や夜中は発電出来ない


まぁ当たり前といえば当たり前ですが。。。 天候では雨や雪になると殆ど発電出来ません。曇りは意外と発電出来ます。まぁそれでも晴天時の半分程度ではありますが。。。 

特に日本海側で雨が多い地域や雪が多い地域はどうしても大きく影響を受ける可能性がありますので、やはり気候の事もある程度考慮して設置した方が良いでしょう。

太陽光発電 雨 くもり

屋根が南向きでないと100%発電効果を得られない


新築であれば屋根の向きを変更できますが、既存の住宅の場合南向きでない時は十分な発電効果を得られない事があります。東側設置ですと30%程度発電効率が下がる事があります。 太陽光パネルの設置を検討の際は屋根の方向も良く検討しましょう。

太陽光発電 南向き

屋根に負担や雨漏りが起こる可能性がある

このあたりは施工業者の技術にもよります。しっかりとした業者に頼めば雨漏りのリスクはないと言っても良いでしょう。

 

また屋根もある程度強度のある屋根でないと太陽光はそれなりの重量がありますので支えきれない可能性もあります。  新築の場合全く問題ありませんが、家がかなり古い場合は屋根の強度をよく考慮しましょう。

太陽光パネルのメリットデメリットまとめ

太陽光パネルは、売電以外にも現在利用している電気の消費電力が分かりますので、節電意識が高まり電気代をより効率的に節約する事が可能です。

ただし、太陽光パネルの向きや設置する地域によってはメリットが少なくなる可能性があります。ローコスト住宅等で新築される場合は金利も安いローンで支払えますし、南向きに設置出来ますのでメリットが大きいと言えます。

太陽光パネルはメリットデメリットを良く検討したうえで、最大限メリットを引き出せるように設置しましょう。