ローコスト住宅とペットについて、実際に建てた会社員の家づくり
ローコストハウスとペット。
子供のお世話で手一杯
ローコストハウスとはいえ一軒家ですので、非常にペットを飼いやすい環境と言えます。実際にローコスト住宅で新築する際に、担当の営業マンから「ペットも自由に飼えますよ~と気軽な感じで言われました」但し我が家は、 3人の子供のお世話で精一杯ですし、さらにお世話するペットが増えるのはかなりきついというのがありペットは飼いませんでした。
一軒家はペットを飼う人が多い傾向あり
近所の方も沢山の方がペットを飼っておられます。特に子供が成人して老夫婦のみのお家はかなり高い確率でペットを飼われておられます。我が家の近所のペット率は、大体半分くらいの家でペットを飼っている状態でした。どのお家も家の中で飼われていますので外から見ると全く分かりません。外で見かけるペット?は野良ネコなのか餌付けしているだけのネコか良くわからない猫が一匹近所を良くうろついているぐらいです。
動物の番組を見る度に
ローコスト住宅に住み始めて、たまに子供が「猫飼って~」「犬が欲しい~」というのを言うたびに、「あなた達のお世話で精一杯なのに更にお世話する対象が増えたらどうするの?」と言います。 決まって帰ってくる返答が「絶対に私たちでお世話するから」です。 以前、金魚を飼った事があります、最初は「お世話する~」と言っていますが、金魚のお世話すらすぐに飽きていましたし、実際に子供がペットの世話をすると言ってもなかなか難しい気がします。
ペットの飼育費用
また、ペットは餌代もそうですが病気になったら保険も効きませんし、やっぱりどうしても病気になるときも出てきます。 何年か飼っていれば情が移ってしまいますし、病気になってもほっておくなんて事は到底できそうにもなく、病気だけでなくワクチン等の経費を考えるとペット関係の出費もばかにならない気もします。
他のサイトで調べると、食費やワクチン等の医療費等でペットに掛かる費用はペットの犬のサイズによりますが、月当たり1万~2万程度という試算もあります。 ローコスト住宅でやっと新築出来た我が家にとって、ペットの飼育費用を捻出できそうもありませんでした。 更に、ペットは一度飼うと死ぬまで面倒を見る必要があります。
途中でやめられない
お世話が嫌になったからと言って途中でやめる事が出来ないのが、ペットを飼う事の難しさだと思います。勿論親が世話好きな方なら全く問題ありませんが、子供も最初はペットが可愛いので面倒を見ますが、徐々に犬がいる事が当たり前になったり、お世話に飽きたり等で結局親が世話をするしかなくなるのが良くあるパターンだと思います。
ペットもやはりお世話をしてくれる人になつきますので、子供がお世話をしなければペットもなつきにくく、子供が更にお世話をしないという負の循環もあるみたいです。
自分の子供の頃
ローコスト住宅の担当営業マンに言われた時に、「そういえば一軒家ならペットも飼えるなぁ」とはちょっと思いましたが、思いのほかハードルは高かったです。 私自身はペットを飼ったことが無く、子供の頃は親にペットが欲しいと何回もお願いした思い出はあります。
結局自分の親からペットを飼う許可が下りる事はなかったのですが、自分の親は自分が生まれる前に白い犬を飼っていたみたいです。
話に聞くところによると、体を洗った後ちゃんと乾かさなかったのが原因か、風邪をこじらせて自分が生まれる直前に、その白い犬は死んでしまったそうです。やはり情が移った犬が死んだことが自分の親にとってはかなりのショックだったらしく。「飼ってもお別れがあると思うとつらくてね‥」とそれ以来自分の親がペットを飼う事はありませんでした。
あくまでもイメージです、自分の親の犬ではありません。
ペットは計画的に
ペットを飼う事は子供の教育にも良い影響があると思いますので、親の負担がなくペットのお世話を出来れば本当に良い事だと思います。ペットを飼う事が趣味という方も勿論いるでしょうし、楽しく負担なく飼えれば最高だと思います。ただやっぱり生き物ですのでしっかりと計画して飼う事が大切だとしみじみと感じました。