ローコスト住宅と子供部屋について


子供部屋は1部屋しかなく

ローコスト住宅を新築した当初は、子供3人でしたので、3部屋を確保できず子供部屋は12畳の一部屋という状態でした。最初はそれでも問題なかったのですが、やはり子供が大きくなるにつれ色々な問題が発生してきます。

ローコスト住宅 子供部屋

一番上の子が小学校5年生で、一番下の子が幼稚園の年長組ですので、生活リズムがかなり違います。上の子はやはり9時に寝るというのは早いですので、同じ部屋で寝る前に読書をしたがり大体10時位までおきております。

 

逆に下の子は9時に寝ないと遅いので、同じ部屋でお姉ちゃんが灯りを付けて読書をしているととても邪魔になります。「1Fで読書はして」と長女に言っても、「ここがいいの」と言ってくるし、中々うまくいきません。 


また小学生ですと色々な友達を連れて来る事も増えると思います。上のお姉ちゃんが友達を連れてきたときに、次女も友達を連れてきた事があり鉢合わせてしまいました。そうなると、同じ部屋ですので遊びにくい環境だったのか、お姉ちゃんから「友達を連れてこないで!」と次女に言った時から次女が友達を家に連れてこなくなりました

部屋を与えられない悲しさ

部屋が少ないという理由でお友達を呼べなくなるというのも非常に悲しい話だなぁと、低年収で十分な部屋を準備出来なかった悲しさを身に染みて実感した出来事でした。また、喧嘩した時に部屋が同じだとどうしても喧嘩が収まりにくくなります。

よくあるパターンが一番下の子が長女にきつく叱られるパターンです。一番下の子も叱られているにも関わらず長女から離れようとしません。 対抗意識を燃やしているのか何なのか分かりませんが、2Fの子供部屋以外は大人の空間にどうしてもなりがちなので、同じ部屋から一番下の子が出ようとしないで、いつまでたっても喧嘩が収まらないというパターンです。

将来子供は巣立って行くものですので、巣立った後は夫婦2人になりますので、程よい広さなのかもしれませんが、やはり子育て中は不便と言えば不便というのを実感しております。 

ローコスト住宅 子供部屋

試行錯誤中

正直、アパート時代を考えると子供部屋自体が異常に狭かったので、「3人一部屋でも広い部屋があるだけいいでしょ?」程度にしか考えていませんでしたが、ここまで不便を感じるとは思っていませんでした。

3段ベットを部屋の真ん中に置いて2部屋に区切るか、真ん中にカーテンを付けて仕切るか、2畳しかない納戸を部屋として利用するか? 部屋を人で分けるのではなく、用途別に例えば勉強部屋と遊ぶ部屋に分けるのが良いのか?色々と試行錯誤しております。

部屋は2つのままが良かった気がします

今思えば、部屋を2個に分けたまま、共用スペースとして3人で利用した方が良かったのかなぁとつくづく思います。誰かの部屋にしてしまうと不平等になるので喧嘩になりますが、2個の部屋を3人で使った方が、遅く寝る事早く寝る子を分けたり、友達を呼んだときにそれぞれで遊べますし、ここまで不便を感じなかったのかなぁ?と思っています。ただし、それもやってみなければ分からないですし、それはそれでまた問題もあるような気もします。まぁ今更変更は出来ませんが子供部屋については、家づくりで上手くいかなかった代表的な失敗のような気がしております。