ハウスダストの原因と対処法 ローコスト住宅 ブログ
ハウスダストと喘息
喘息とホコリ
長年喘息に苦しんできましたので、ハウスダストについてとても詳しくなりました。
ホコリというのはどこからやって来るのか、次から次へと凄い勢いで溜まりますよね。 私も良く感じますが、ちょっと掃除しないと棚の上に薄っすらとホコリが溜まっているのは日常茶飯事です。 ローコスト住宅に引っ越して1年くらいは、殆どホコリを見かけなかったのですが、 やはり人が生活していると徐々にホコリが溜まり易くなってきます。 私も喘息持ちですので、ハウスダストはとても嫌なので色々と神経質になったりもします。
ハウスダストはどこからやってくるの?
ハウスダストの大半は、衣類や寝具の綿ボコリや外から持ち込んだ花粉や砂埃や排気ガスだそうです。 また、ダニの死骸や糞もハウスダストの原因になります。
効果的な除去方法は
ハウスダストは非常に細かい粒子なので、人が動いている間は空気中を舞いますので 普通に掃除機を利用しても完全に除去するのは難しいです。 人が動かない就寝中や外出中にハウスダストはゆっくりゆっくりと、少しずつ床や棚の上に落ちてきます。 「何で棚の上にすぐホコリが溜まるの?」と感じられている方は、空気中にハウスダストが多い可能性があります。
空気清浄機を利用する。
空気清浄機は空気中を舞っているハウスダストを除去するのに非常に効果的です。 但し、空気清浄機のある場所は綺麗になりますが、部屋全体を綺麗にするのは簡単ではありません。 空気清浄機の置く位置を1日に1回でも変える事がとても有効な手段だと言えます。
扇風機等を利用して換気を行う。
換気をするのも大切ですが、普通の換気では部屋の中のハウスダストは殆ど外に出ていかないと思います。 扇風機を窓の外に向けて15分程換気を行うのも有効な手段と言えます。 ただし、冬などの寒い時期はちょっと辛いかもしれません。
起床してすぐや外出から帰ってきてすぐに掃除をする。
ハウスダストは人が動かない時間にゆっくりと床や棚の上に落ちてきます。 起きてすぐの時や外出から帰ってきたときは比較的床にホコリが蓄積している可能性が高いです。 床にハウスダストが溜まっているうちに、ホコリが再度舞わないように出来るだけゆっくりと掃除がけを行いましょう
お掃除ロボットを利用する。
お掃除ロボットも非常に有効な手段です。 外出中や起床直前に自動的に掃除するように設定しておけば効果的にハウスダストを除去できますし、 人が動いて掃除するよりもお掃除ロボットが動いて掃除した方がハウスダストが舞いにくいので、 更に効果的な手段と言えます。 また、お掃除ロボットは排気が殆どありません。 掃除機と違い、排気でハウスダストを空気中に舞わす事が起きません。
ダニの発生を抑制する。
ダニは死骸やフンなどハウスダストの多くを生成してしまいます。 ダニの発生を抑制する環境と具体的に減らすために除去する事がとても大切です。 ダニが最も繁殖するのは人が接する場所で、皮膚やフケやあかなどがダニにとって格好の栄養となり、 更に高温多湿が大好きですので布団やソファー等に繁殖しやすくなっています。
布団のダニは注意が必要
最近は布団掃除機や布団乾燥機など布団のダニ発生を抑制できる商品もありますし、 ソファーややじゅうたんも叩きながら掃除出来る掃除機もでておりますので、そういった掃除機を利用するのも良いでしょう。 また、布団も干すだけではダニが繁殖しにくくなるだけで死滅には至りません。 しかも布団を干している時に布団が暑くなっても内側に逃げ込みますので殆ど生き残ってしまいます。
布団を干した時は、必ず叩いて内側のダニを外側にだし、両面を良く掃除機で掃除する事がとても大切です。
掃除機を利用する際の注意
ハウスダストはちょっとした空気の動きで空気中に舞いあがります。 特に掃除機を利用する場合、掃除機の排気でもそうですし、窓を開けた時の空気の動きだけでもハウスダストは舞い上がる可能性が高いです。
まず窓を開けず、モップなどでハウスダストを集めて最後に掃除機を利用するのが良いでしょう。 逆にハウスダストを空気中に舞わせて扇風機を窓に向けて設置し、窓からハウスダストを外に出しながら掃除機で掃除するのも有効な手段です。 ただし、隣近所に迷惑が掛かる場合や外気の花粉にアレルギーのある方は注意が必要です。
まとめ
ハウスダストは非常に空気の動きに敏感で、意外と除去しにくい性質を持っております。 最も効果が高いのは空気清浄機を利用しながら、お掃除ロボットで掃除する方法だと感じます。 ただし、コストはかかりますのでご利用は計画的に行いましょう。