ローコスト住宅 > ローコスト住宅をいつ建てる?

ローコスト住宅をいつ建てる?

我が家では、子供が3人になった時にアパートの狭さが限界となり、広いアパートに引っ越すかマイホームを考えるかという現実にぶつかった事が家づくりのきっかけでした。本来であれば、しっかりと計画を立ててマイホームを考えるべきだったのですが、「そもそも年収300万円で家づくりは不可能」と思っていたので、計画どころでは無かったというのがありました。

マイホーム計画


40歳で新築すると?

私の場合は40歳で新築したのですが、頭金が無い場合はやはり月々の支払を考えると35年ローンになってしまいます。それを考えると‥ 住宅ローンの支払いが終わるのは75歳と途方もなく長い期間が掛かってしまいます。

勿論住宅ローンの支払いの途中で、少しずつ貯めたお金を内入れ(月々の支払以外にまとめて入金する事を内入れと言います。)する事で、ローンの期間を短縮する事は可能です。

我が家の計画では、少しずつ内入れしながら最終的にはローンの支払いを60歳台後半~65歳に終える様に、少しずつ貯蓄も進めております。




少しでも早い方が後々に楽

40歳で新築して、つくづく実感したのが「少しでも早い方が良かったなぁ」という事です。35歳で新築しておけば、何もしなくても支払いが終わるのは70歳と5年短縮していましたし、住宅ローン=アパートの家賃という支払いでしたので、アパートに支払ったお金が住宅ローンの支払いに変わるだけで、家から出ていくお金は同じという状態でした。

住宅ローンの支払い


子供を何人にするか決めた時点で

家づくりで、一番困る事といえば『想定していた子供の数よりも多く子供が出来てしまった』という事です。一旦新築してしまった家で部屋を増やすというのは難しい話ですので、やはり「子作りの計画が確定してから」マイホームを考えるというのがベストといえるでしょう。

もちろん、子供が小さい時期に新しい家というのは汚れが気になるでしょうし、子供が大きくなるころには家がボロボロになるというお話もありますが、ローコスト住宅を検討される方はやはり月々の支払の方がよりウェイトが大きいと思います。

家は汚れたとしても壁紙等を張り替えれば綺麗になりますし、屋根や外壁も最近の新築は長持ちする傾向にありますので、支払いが少しでも早く終わる方が気持ち的に楽だと思います。


マイホーム計画

ローコスト住宅で頭金は必要?

ローコスト住宅でも、やはり頭金があった方が凄く有利であることに変わりありません。家づくりを進めていく中でどうしても「あと一部屋欲しい」とか「あのオプションは欲しい」「外構は絶対にしておきたい」等々が出てきます。

選択の幅が広がるのは勿論ですし、住宅ローンの期間や総額を圧縮する事も可能です。

ただし、無理のないマイホーム計画をしっかりと立てて、月々の支払いを抑える事が出来れば、ローコスト住宅であれば頭金0でも新築するのは十分に可能です。

無理のない支払い計画を立てる事が出来るのであれば、頭金よりも時期にウェイトをより多く置きながら、ローコスト住宅でいつ建てるか?という事を検討しましょう。


マイホーム計画

引越し等のリスクとマイホーム計画

マイホーム計画で、もう一つのリスクは引越しの可能性でしょう。特に転勤が多い方であれば家を建てる時期というのは非常に難しいと言えます。

ただし、こればかりはどうしようもないリスクとも言えます。もちろん「いざとなったら賃貸でマイホームを運用しよう」と考えるか「ご主人様には悪いけど、長期出張で頑張ってもらおう‥」という考え位しかないのかもしれません。

ただし、マイホームを賃貸に出すというのも結構勇気がいりますし、旦那さんと別々に暮らすのもあまり好ましいとも言えません。 やはり引越しのリスクを抱えておられる場合は、ある程度引越しのリスクが無い時期を考えながらマイホーム計画を立てるしかないのかもしれません。




ローコスト住宅をいつ建てるかのまとめ

ローコスト住宅は、無理のない計画を立てれば頭金0でも新築する事が可能です。

後々の支払いを考えると、子作りや家族のライフプランがある程度決まったら、出来るだけ早い段階で家づくりをされるのが最も良い方法と言えます。

ただし、家づくりを始めてみると「あれも欲しいこれも欲しい」という思いが出てくるのがマイホーム計画の難しい部分でもあります。無理のない計画を早い段階で上手に行えるかどうかが、後々に後悔の無い家づくりに繋がるでしょう。