ローコスト住宅 > ローコスト住宅にあると便利な仕様

ローコスト住宅であると便利な仕様はについて

ローコスト住宅では、どうしてもコストカットに特化した住宅ですので、仕様についても制限されている傾向があります。もちろん、オプションで追加は可能ですしローコスト住宅ですと例えオプションで追加したとしても意外と安いという事もあります。また新築時に追加しておいた方が、壁を壊したり配線を作ったり等の手間が無く結果的に割安で済む仕様も存在します。あると便利かな?と思う仕様は思い切って追加した方が良いかもしれません。

あると便利な仕様【電気関係】

センサーライト

センサーライトはあると非常に便利な仕様です。但し、デメリットとして壊れた時のメンテナンス費用が高めの傾向があります。メンテナンスが高くならない様な、例えば電球にセンサーライトが付いていて交換が出来るタイプや、センサーライトが欲しい場所にコンセントだけ設置し、好きなセンサーライトを手軽に設置できる場所を作るのも良い手段です。【コンセントを増やすだけなら1000円~2000円程度です。】

埋め込み型のセンサーライトは、壊れた時に自分で交換や修理が出来ないので、設置も高めですしメンテナンスも高くなる傾向があります。後々にメンテナンス費用が掛からない様に、便利にする事も大切ですね!


センサーライト

太陽光パネル

今後、売電価格が1kw当たり10円台になると言われており、売電収入という形で稼ぐという事は難しくなりつつありますが、残念ながら私たちが電気会社から購入する電気代は1kw当たり20円~30円と高いままで下がる気配は殆どありません。

売電価格が下がる事で、当然太陽光パネルは売れにくくなりますので更に値下がりする事が予想されます。太陽光パネルは1度導入すると、人工衛星で何十年も発電しているパネルと同じ仕様ですので非常に壊れにくく、何十年にも渡って電気代を節約する事が可能です。

住まわれる方の人数や、どれくらい電気を利用するかのバランスと、その時の太陽光パネルの値段のバランスを見極めながら、『無理のない程度の大きさの太陽光パネル』を導入するのも良い手段です。

最近では、薄型で曲面にも貼りつけ可能な非常に安い太陽光パネルも販売されていますし、そういったパネルでも25年間の耐用年数がありますので、薄型の太陽光パネルも含めながら様々な観点から検討されるのも良いでしょう。


太陽光パネル

LED照明

LED照明は、電気代の節約になりますし機能性の高い照明であればダウンライトの様に明るさを細かく調整する事も可能です。リモコンで複数の電灯をつけたり消したりも可能ですので、上手に導入すればエコも含めた非常に便利な仕様です。

ただ、ローコスト住宅と言ってもLED照明が標準で搭載されている事も多いので、LEDを導入するのは当たり前としても、LED照明の細かい機能にも注目しながらこだわりを持って選ぶのも住宅の便利さが向上しますので良いでしょう。




あると便利な仕様【設備関係】

ビルトインの食洗器

食器洗い乾燥機にも、ビルトインタイプと設置かがタイプがありますが、システムキッチンを選ばれる方が多いですし、ビルトインタイプの方が場所を取らず食器の出し入れも非常に楽なのでお勧めです。

我が家も新築時に設置しましたが、本当に家事をする上で負担軽減になりますので、非常に助かっております。但し、食器を選ぶ際に、どうしても食器洗い乾燥機に入り易い形を選ぼうとしてしまうデメリットがありますが、それでもメリットが大きい便利な仕様です。


食器洗い乾燥機

エコキュート

ガス給湯器もお手軽で便利ですが、温度調整が意外と難しいというデメリットがあります。お茶椀を洗っていて、ちょっと冷たいなと思って、温かい方に調整すると急に熱くなりすぎるというのはよくあるガスのデメリットです。

エコキュートや電気温水器であれば、常に一定の温度でお湯が排出されますので温度調整は楽々です。ガス給湯器よりもエコキュートの方が圧倒的に光熱費が安いのもメリットです。

ただし、設置費用はエコキュートの方がかなり高額ですので、メンテナンスも含めどちらにするかしっかりと検討しましょう。




システムキッチンの水栓仕様

システムキッチンの水栓に、手をかざすだけで水を出したり止めたり出来る仕様や、フットスイッチで足元のスイッチを押す事で水を出したり止めたり出来る仕様があります。意外とそこまで高額な仕様でもありませんので、綺麗好きな方であれば検討しても良いかもしれません。

玄関のリモコンキー

最近は当たり前になりつつありますが、我が家でも玄関はリモコンキーを採用しております。

いつも持ち歩くカバンにリモコンを入れておけば、ドアについているボタンを押すだけで開錠されます。車でも当たり前の仕様になりつつありますが、やはり便利な仕様である事には変わりありません。

我が家のリモコンキーの電源には単三電池8本必要で1年半~2年程度で交換が必要ですので、意外と電池代はかかりますが‥やっぱりそれでも必要だなと感じる便利さがあります。




浴室暖房乾燥機

冬に浴室を温かく保つだけではなく、洗濯物を手軽に乾かせる空間としても利用可能です。

また、気になるお風呂場のカビも抑制してくれますし、意外と利用してみたら便利だったと感じられる方が多い設備の一つです。


浴室暖房乾燥機

タンクレストイレ

やっぱりお掃除しやすいトイレは、綺麗好きな方であれば必須な仕様と言えます。タンクレストイレは、お掃除しにくいタンクがありませんので綺麗に保ちやすいのが特徴です。

最近は、節水効果の高いトイレも多く販売されておりますので、エコでタンクレスのトイレを選びましょう。但し、水圧が低いと汚物が流れないトラブルもたまに存在しますので、水圧は大丈夫かしっかりチェックして設置しましょう。


タンクレストイレ

あると便利な仕様【収納関係】

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットもローコスト住宅では、割と普通の仕様として提供されているメーカーが多いです。家族全員の衣類を効率的に収納するスペースとして便利なのがその人気の理由でしょう。

更衣室としても利用出来ますし、夏と冬の衣類を上手に区分して配置しておけば衣替えの作業も最低限で済ませる事が可能です。

何より、大家族ですと色々な部屋に衣類がバラバラに存在しがちで衣類を分けて運ぶだけでも家事の負担になりますが、そんな負担をウォークインクローゼットは解消してくれます。


ウォークインクローゼット

屋根裏収納や納戸

家族が多い場合、物置スペースは何かと必要ですね。特に屋根裏収納は、居住スペースを殆ど減らすことなく大容量の収納スペースを確保出来る有効な手段の一つです。

屋根裏部屋として利用する場合は、断熱をしっかりと施工したり、エアコンを設置したり、固定階段が必要であったりと意外とコストが上がりがちですが、収納とだけ利用する場合は部屋よりぐっとお安い値段で施工する事が可能です。

ロフト

ロフトも収納スペースと言う訳ではありませんが、家族が減った時は収納として利用出来ますし、限られた居住空間を上手に増やす手段としても有効です。




ローコスト住宅にあると便利な仕様まとめ

ローコスト住宅では、どんな便利な仕様があるのかを予め調査して、しっかりと導入しないとハウスメーカー側から提案が無い事も多いと言えます。ただし、仕様を追加すればコストは増加しますし、どうしても仕様が増えた分故障する箇所は増えますので、メンテナンス費用も発生します。そういった維持費も含めながら長い目で、便利な仕様を導入しても問題ないかをしっかりと検討しましょう。